スキンケアの間違いや勘違いのトップに挙げらることが多い「クレンジング」
メイクを落とすというプロセスは、スキンケアをする工程のなかでいちばんお肌に負担になるものなんです。
間違ったクレンジング法で肌がさまざまな刺激を受けて、エイジングが進行してしまうのです。
クレンジングを上手にすることが肌の健康の始まりと言ってもいいほど、クレンジングの仕方次第でお肌状態は変ります。
あなたのクレンジングの仕方は大丈夫?なのか、この記事を参考にぜひ今一度チェックしてみて下さい。
こんな落とし方、していませんか?NGなクレンジング法チェックリスト
NGなクレンジングチェックリスト
- クレンジングを少なめに使う
クレンジング剤は量を少なくすると、摩擦によって肌を傷めてしまいます。
お肌の上でスルスルと滑るくらいの量をたっぷり使いましょう。 - よく落とすためにクレンジング剤を長時間のせる
クレンジング剤が洗い流すもの、長々とのせておくと当然肌に負担がかかります。
クレンジングが洗いす時間も含めて約1分間程度で終わらせましょう。 - 汚れ落としがないように力を入れてゴシゴシ洗う
汚れお落とそうとついついゴシゴシを洗ってしまいがちですが、擦ることで摩擦が生じ肌に負担がかかります。
色素沈着の原因も。
広い部分は手にひら全体を使い、細かな部分は薬指を使ってやさしく滑らせるようにメイクを浮かせていきましょう。 - タオルでゴシゴシ水分を拭き取る
クレンジング後にタオルを前後左右に動かてゴシゴシと水分を拭き取るのもNG。
肌表面に無数に傷をつけることになり、肌荒れの遠因に。
柔らかいタオルで肌をやしくく押さえるように水分を拭き取りましょう。
注意ポイント
お肌に刺激を与えないことが何よりも重要なポイント。そのうえで、メイクや汚れをしっかりと落としいましょう。
クレンジング剤の種類と選び方
クレンジング料は油分と界面活性剤の配合のバランスでさまざまなタイプのものがあります。
最近では、美容成分を多く含んだものや、オイルでも肌にやさしいものなどもありますが、基本的には界面活性剤を多く含むものは洗浄力が高く、さっと落とせるものの肌への負担は大。
クレンジング選びはメイクの薄さ濃さなども考慮しつつ、肌質で決めることが大切。敏感肌や肌の調子が悪いときなどは、刺激の弱いものを選びましょう。
クレンジングの種類が大きく分けて5種類。以下の表を参考にしてみてください。
洗顔料の種類 | 肌への刺激度 | おすすめの肌質 |
ミルクタイプ | 水分を多く肌への刺激も弱く流しやすいが、油分が少ないためクレンジング力は低め。
普通~ナチュラルメイクの人におすすめ。 |
乾燥肌 普通肌 |
クリームタイプ | 適度な油分があり、洗浄力も適度にあるので、肌へのやさしさとクレンジング力を兼ね揃えている。
肌も乾きにくいが油分が残りやすい。但し、メーカーによってバラつきがある。 |
乾燥肌 普通肌 |
ジェルタイプ | 透明で乳化していないものは、成分に界面活性剤が多く含まれ皮脂膜を奪い取りやすいので、肌への負担は大きめ。
乳白色のクリームタイプなら比較的肌への負担が少ないものが多い。 |
脂性肌 普通肌 |
オイルタイプ | 界面活性剤を多く含むので、しっかりスルッと落とせるが、皮脂も一緒に落としてしまうので、肌へのダメージも大。
乾燥が気になる方が使い場合は、濃いメイクの日だけに限定して! |
普通肌 |
シートタイプ | 油分でメイクを落とせることを省略し、界面活性剤の力だけで落とすタイプ。肌へのダメージが大。
洗浄力、刺激ともに強く、拭き取る際の摩擦で肌を傷つけやすい。 |
脂性肌 普通肌 |
注意!メイクしたまま寝ると
時間が経つとメイクは、空気中の汚れやお肌の皮脂を吸着して酸化。
その結果、色素沈着を起こしてシミ、くすみの原因になったり、毛穴に汚れが詰まってニキビの原因に。
どんなに疲れて帰ってきた日でも、メイクは必ず落として!
まとめ
いかがでしたか?
クレンジングは、どんな方法でも「とにかく落ちていれはOK」と思っている方が多いですが、実がこのことが間違い。
何をしても肌荒れが治らない、どんなに保湿しても乾燥肌が改善されない…という方が、クレンジングの方法を見直したことで、お肌が劇的に改善することがしばしばあります。
自分が今行っているクレンジングを今一度チェックし直してみて下さい。